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これだけは知っておきたい 香典返しのマナー

突然の出来事に慌てないために、お香典返しのマナーを中心に仏事に関わる疑問をギフトアドバイザーのしてんや過去の経験からまとめてみました。

法要が重なったら場合。日を分けてしなければいけない!?法要を併修する際の案内状の書き方など

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法要はまとめて行ってもよい

一年のうちに2つ以上の年忌法要が重なった場合は、回忌の近い他の故人と法要を一緒に行うこともあります。これを「併修(へいしゅう)」または「合斎(がっさい)」といいます。

併修を行う場合は、日取りは早いほうの命日と合わせることが多いようですが、最近は季節柄や交通事情など諸々の事情を考慮して、できるだけ参加しやすいよう日取りを決める方も増えてきているようです。

七回忌までは独立して行う

上記で法要は一緒に行っても良いと書きましたが、七回忌くらいまでは併修せず、独立して法要を行うのが良いとされています。

この七回忌頃から法要の規模を縮小していくのが一般的で、三十三回忌もしくは五十回忌をもって弔い上げとするのが通常です。

弔い上げについては別記事「年忌法要」にも記述がございます。

gifcon.hatenadiary.com

案内状の送付について

併修を行う場合に案内状を送付する場合は、誰と誰の法要なのかを明記します。

例:「このたび、亡母 ○○の十三回忌と、亡父 ○○の十七回忌法要を相営みたく存じます。」

のように、誰の何の法要かを明記するようにしましょう。

のしの表書き

法要の際に用意する引き物(手土産)にお礼状を添える場合もございますが、のし紙に「亡母○○十三回忌 亡父○○十七回忌 志」などのように明記する場合もあります。表書きは「志」「粗供養」「茶の子」などだけでも構いません。

のし上の表書きだけでも構いませんが、のし下に名前を入れる場合は、施主(法要を執り行った家・遺族)の名前を入れます。(例:田中 / 田中家)

※法要に招かれてお供えの品を用意する場合は、「御供」「粗供養」などとし、のし下には誰からのお供え物か分かるように名前を入れます。現金を包む場合は、「御仏前」「御供物料」などとし、品物の場合と同じく名前を入れましょう。

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単なる手紙とは違う!香典返しに添える挨拶状には様々な決まりがあります。宗派ごとの文面の違いや忌明け挨拶状についての基本を抑えておきましょう。

 

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お香典返しには挨拶状を添えて

 ご挨拶状とはお香典を頂いた方々に葬儀の際のお礼や忌明け法要を滞りなく営んだ(又は、営む)旨などをお伝えする大変重要なものです。

忙しい中、故人のためにお供えをくださった方へ謝意を伝え、また故人の法要が滞りなく行なわれたことの報告も兼ねているため、挨拶状を添えることをおすすめ致します。

きっと頂いた方は挨拶状を見て、「ご遺族の方は少し落ち着かれたのかな」と安心されることでしょう。

宗派ごとに文面が変わる

香典返しというしきたりがない仏式以外の宗派の場合でも、日本の習慣が影響して、五十日祭や三十日目の追悼式・一ヶ月目の召天記念日などを忌明けとして香典返しをするというのがごく一般的になっているため、挨拶状の文面はなんでも良いというわけではありません。

主に"死の表現"、"忌明けに対する表現"が大きく異なります。

例えば仏式では「死去」と表すのに対し、神式では「帰幽」となったり、仏式では「忌明けの法要」と記載するのに対し、神式では「五十日祭」となったりします。

キリスト教や天理教でもこれらの表現が異なってきます。

 

文面の構成としては、

●冒頭の挨拶

●葬儀・香典へのお礼

●忌明けの法要を無事に済ませた報告

●書中での挨拶になることへの詫び

●忌明けの印の粗品であること

おおまかに上記の内容をふまえて作成するのが一般的です。

喪主が代表してお礼を述べるものですので、必ず文末には喪主の名前を入れましょう。

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ご挨拶状は各宗派により内容が異なったり、普段手紙を書き慣れている人でもなかなか使わない言葉遣いや、決まりごとがいくつもあるためきちんとした知識のあるお店に作成を依頼するか、相談されることをお勧めします。

昨今ではそれぞれの宗派ごとに見合ったテンプレートを用意しているお店もありますので、商品だけでなく文面の作成にも詳しいお店を選びたいところですね。

挨拶状の用紙も様々

近年では葬儀の際にご遺族が香典の受取を辞退されることも多く、香典返し自体が習慣として減ってきているようですが、挨拶状もまた時代とともに簡略化されてきています。

挨拶状は「奉書」などと呼ばれる巻紙タイプ *1 が主流でしたが、昨今ではあまり大げさにせず感謝の気持ちを添えたいというニーズからも、カードタイプの略式挨拶状 *2 も増えてきています。

宅配が増えたことで略式挨拶状が一般的な形に

最近良く見かけるのし紙と兼用の略式挨拶状の場合は、この挨拶状一枚でのし掛けも要らないことから、インターネットショッピングの登場などでお香典返しにおける宅配がごく一般的になってきたため、挨拶状もより贈りやすく時代に合わせ変化したものではないでしょうか。

受け取る側もすぐに内容を目にしやすいため、生活スタイルの多様化や香典返しの宅配サービスの普及における挨拶状の簡略化は忙しい現代人にとって、贈る側・受け取る側の理にかなった形といえるでしょう。

 

より丁寧な印象にはやはり「奉書」(巻紙)タイプ

上記では略式挨拶状がより一般的な形になりつつあると記載しましたが、そうはいっても巻紙を封筒に入れて添える「奉書」タイプは、香典返しをするにあたりより丁寧な形として選ばれる方も数多くいらっしゃいます。

香典返しを宅配でお渡しするかわりに、挨拶状はきちんとした形のものをとお考えになる方もこちらのタイプがいいのではないでしょうか。

 

挨拶状は喪主や遺族の感謝の意を伝えるもの

挨拶状の形は多様化しても、直接お礼を申し上げることができない喪主や遺族のかわりに感謝の気持ちを伝える役割であることには変わりはありません。

挨拶状を添えるのに大げさすぎるなんてことはありませんので、是非添えられることをお勧めします。

また、香典返しの形は地域性もあるかと思いますので、親族やその地域のしきたりに詳しい方に相談されるのも良いかもしれません。

それこそあまり大げさに考えず、遺族の感謝が伝わる内容であることを一番に、挨拶状

を選びたいものですね。

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*1:時代劇でよく見る一枚の長い紙

*2:のし紙と兼用のものや、はがきサイズの仏事用のメッセージカードのようなもの

香典返し 熨斗の書き方。表書きは?のし?掛け紙?水引の色にはきまりがあるの?一般的に言われるのし紙についてとは

 

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水引について

弔事ギフトに使用する水引は「黒白」「黄白」などがあり、”これが正解!”というこは無いものの、水引の色に関しては地域によって異なります。

「黒白結びきり」がごく一般的ですが、関西~西日本では「黄白結びきり」を用いることが多いなど、地域により異なりますので、その土地の一般的なものを使っている事が多い、地域のギフトショップや百貨店で使用されている水引を参考にするのもよいでしょう。

"結びきり"とは、水引の結び目が真結びになっているもので、結び直せない、つまり「何度も繰り返さないように」との意味が込められていますので弔事ギフトの場合は香典返しに限らず結びきりの水引となります。

 

また、ほどけそうでほどけない「あわじ結び」を用いることもあり、こちらは慶弔どちらにも使われる水引で、末永いお付き合いの意味がありますので覚えておくと良いでしょう。

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※弔事でも紅白の水引を使用することも

弔事の場合でも地域によっては紅白の水引を用いる場合があります。

これは、五十回忌などの場合で、五十回忌の法要ができた、つまりはその家や子孫の繁栄を表す証のようなものであり、めでたいと捉えるためです。

この場合の水引は「結びきり」となりますが、通常お祝い事に使用されるものとは違い、水引の右上にある「熨斗」が無いものを使用しましょう。

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一般的には「のし紙」などと言われ混同されがちですが、「のし(熨斗)」とは水引の右上に印刷されている上記画像のような部分を指します。

これは「熨斗鮑(のしあわび)」と言われ、古くはアワビの肉を薄く切り、火のしを使って平らにのばし乾燥させたものを色紙に包み、慶事の贈答品に添えていました。

これが時代とともに簡略化され、現在の一般に「のし紙」と呼ばれるあわじ熨斗を模した熨斗が印刷されたものとなりました。

※当ブログでも総称して「のし・のし紙」と記載しております。

仏事における精進料理では魚などの生臭物が禁じられているため、精進でないことを示すために、慶事では熨斗を添えるようになったとも言われています。

 

のし紙の表書き

のしの書き方には宗派によっても様々ありますが、「志」は宗派に関係なく使用できる表書きで、香典返しでは一般的にはこちらの表書きがよく利用されているのではないでしょうか。

満中陰とは?

西日本(主に関西地域)では、「満中陰志」とされる場合も多く、仏教の場合、人の死後49日の間を「中陰」の期間といい、忌明け後に贈る香典返しはこの中陰を終えた(満了した・満ちた)という意味で「満中陰志」とされます。

「志」は感謝の印を表したものですので、「満、中陰の志」というわけなんですね。

神式やキリスト教では「偲び草」とされることも

香典返しというしきたりがない神式やキリスト教の場合でも、別記事(香典返しの基礎知識)でも記載したように日本の風習に習い、五十日祭や三十日目の追悼式、一ヶ月目の召天記念日にそれぞれ香典返しにあたる品を用意することが多いようです。

この場合の表書きでは「志」の他に「偲び草」(偲草でもOK)と書くこともあります。

香典返しの場合のし下は「故人」の苗字

先述ではのし上(水引の上部)に記載する内容について書きましたが、のし下(水引の下部)には何を記載すればよいでしょうか。

通常、のし下には贈り主の名前を記載しますが、香典返しの場合は「喪家」つまりは亡くなった方の苗字を入れるのが一般的です。

書き方としては、苗字のみ、または、○○家という書き方をします。

この場合、A家の最後の一人が亡くなった場合でものし下には、A(家)といれます。 少し疑問に思われるかもしれませんが、「A家のお香典返し」と考えると理解しやすいのではないでしょうか。

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相手が故人とあまり縁がなかった場合は

最近では喪主名や施主名を記載することもあるようですが、妻の親がなくなった場合で、夫の仕事関係の方へお香典返しをする場合など、故人とあまり縁がなかった方へ香典返しをする場合は、香典返しを宅配する場合なら、夫の名前で発送し、中身は喪家の名前が記載されたのし紙とされるのがいいでしょう

「のし下がこの名前だと相手がピンとこないかも・・」という理由であれば、よほどの事情がない限り、受け取る相手によってのしに記載する名前を変更する必要はないですし、香典返しの多くは挨拶状も添えることが多いですので受け取りの際に誰からの品か分かりさえすれば、のし下は通常通り喪家の名前でいいでしょう。

手渡しする際も同様で、こちらは尚のこと直接お渡しするのですから問題はないでしょう。

 

※喪主=遺族の代表となり、葬儀を行う人 

※施主=葬儀などにかかる、費用を負担する人(お布施をする主)

※喪家=喪に服す家・当ブログでは喪家=故人の苗字として使用

 

「志」と「寸志」の違いに気をつけて!

のし書きをお店に依頼する際に「志」と「寸志」の取り違えに注意してください。

「志」とは仏事に使用する表書きで、

「寸志」は目上から目下へお礼や差し入れなどする際に使われるものです。

また、紅白の水引ののし紙が一般的ですが、

これを仏事で使用すると大変失礼な事になってしまいます。

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また、寸志のつもりで用意したにもかかわらず、

表書きに仏事で使われる「志」と入れないように注意しましょう。

ギフトを扱うお店でも、この2つの取り違えはよく耳にします。

仏事は「志」で、黒白または黄白などの水引で、

「寸志」は目下の方へ贈る場合にのみ、紅白ののし紙で用意してもらいましょう。

きちんとしたお店ならば、志とお願いすれば仏事用、寸志といえば紅白、

と察してくれるかと思いますが、万が一を考えて

きちんと把握しておくようにしましょう。

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喪中の過ごし方。喪に服すとは?お中元やお歳暮も控えるべき?喪に服すのは何親等まで?喪中に訪れる年中行事や結婚式への参加について

 

喪中とは?

近親者がなくなった場合、一定の期間、死を悼み見を慎むことを、「服喪(ふくも)」や「忌服(きぶく)」といいますが、忌服の「忌」は忌中、「服」は喪中をそれぞれ表します。

忌中は故人のために祈りを捧げる期間で、一般的には四十九日法要まで、この日をもって「忌明け」となります。

喪中は故人を偲ぶ期間を言い、故人との関係にもよりますが、一般的には一年間とされていますので、一周忌法要をもって「喪明け」と考えます。

亡くなってからおよそ一年は「喪中」となり、その間の四十九日までが「忌中」となります。

 

喪に服すのは何親等までか

一般的には二親等までが喪に服すとされています。

本来ですと、0親等の配偶者と一親等、つまりは親や子、または配偶者の親や子、までは1年間、二親等の祖父母や兄弟姉妹、孫(配偶者含む)は三ヶ月間喪に服すとされています。

しかし、実際には一親等・二親等共に一年間を喪中とする人が多いようです。

また、二親等まででなくても、同居の家族であれば喪に服す場合が一般的です。

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喪中に控えるべきこと

喪中の過ごし方にもいくつかタブーがありますので、例をご紹介します。

■正月のお祝い

喪中に正月が訪れる場合には、年賀状をはじめ、新年の祝い事を控えます。

その為、喪中はがき出し、新年の挨拶を欠くことを知らせます。

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■結婚式など、祝い事への出席

こちらも正月の祝いと同じく控えるべきとされています。

しかし、喪中であっても忌明けを迎えていれば良いと意見も多く、周りと相談して決めるのが良いでしょう。

 

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喪中でも許されること

喪中であっても特に控える必要がないとされていることは以下の通りです。

■寺への初詣

正月のお祝いは避けるべきと記載しましたが、死を穢れ(けがれ)と捉える神社と違い、寺はそういった考えがなく、神社と寺では死に対する解釈が異なることから、寺であれば喪中でも問題なく初詣はしても良いとされています。

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■中元・歳暮

「喪中だから控えた方がいいのでは」と考える方も非常に多くいらっしゃいますが、中元・歳暮は贈っても良いとされています。

お祝い事は避けるべきですが、中元や歳暮に関しては、感謝やお礼としての贈りものですので、祝い事にはあたりません。

同様に、相手が喪中の場合でも贈ることはできますが、その場合は四十九日を過ぎてから贈るようにしましょう。

四十九日が過ぎると中元や歳暮の時期が終わってしまう場合は、「残暑お見舞」や「寒中見舞い」などとして贈るのが良いでしょう。

※お歳暮を贈る場合は届く期間に注意を!
お歳暮として年内に届く場合は問題ありませんが、関東では1月7日、関西では1月15日までが「松の内」となりますので、その期間に届いてしまうと「お年賀」になってしまい、これは慶事に当たり失礼となってしまいますので気をつけましょう。
無理に間に合わせようとせず、松の内が過ぎた1月中旬以降に「寒中見舞い」とされると良いでしょう。

いずれにせよ、喪中の相手に贈る場合は、紅白の水引も避け、熨斗のない、白無地の奉書紙か短冊にするのが良いでしょう。

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喪中はがきは出したほうがよい?誰にいつまでに出すのが正解?

喪中はがきとは

一年以内に身内に不幸があった場合、喪に服するために新年の挨拶を書くことを

事前に知らせる挨拶状(=年賀欠礼ハガキ)のことを喪中はがきといいます。

 

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喪中はがきを出す範囲や時期は?

一般的には二親等までが喪中はがきを出す対象になりますが

二親等でなくても同居の家族なら喪中はがきを出すのが一般的です。

※一親等=父、母、子   ※二親等=兄弟姉妹、祖父母、孫 

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また、送る相手については、「毎年、年賀状のやり取りをしている相手」が対象になります。

喪中であることを知らずに年賀状を送ってしまったことにより

相手に気まずい思いをさせないためでもあるので

お香典をもらっている相手や、身内など、

喪中であることを改めて報告する必要のない相手へは出さなくて良いでしょう。

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その他にも近年では、公私を分けて考え、

仕事関係先へは例年通り年賀状を出す方が多いようです。

故人との面識がない、または故人の存在を知らない方には

喪中はがきは出さないという方向に変わりつつあるようです。

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喪中はがきを出す時期は、年賀状の準備をする前に出すのが望ましいでしょう。

遅くとも、郵便局の年賀状の受付開始以前に

相手へと届くように出すのが好ましいですが、

間に合わない場合は一日でも早く届くように手配しましょう。

一般的な時期としては、11月中旬から12月初旬までには届けば良いとされていますが、

11月から年賀はがきの販売が開始されているので、

できるだけ余裕を持って準備するようにしましょう。

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喪中はがきの文面

・「いつ」「誰が」亡くなったか
・喪中であるため年末年始の挨拶を欠くこと
・本年中にお世話になったことへのお礼
・年が明けても変わらぬお付き合いへのお願い
・日付
・差出人

喪中はがきの文面を自作する場合は

上記の内容が書かれていれば、まず問題ないでしょう。

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喪中はがきではじめて不幸を知った場合、

すぐにでもお悔やみの連絡を、と思われる方もいらっしゃるかと思います。

また、葬儀の際にできなかった香典や、

お気持ちのお供え物を贈って(持って)こられる場合も。

喪中はがきを出した側は「そのようなお気遣いは不要」と考えるかもしれませんが、

受け取った相手の心情としては、そういう訳にはいかないもの。

差出人の住所や電話番号といった連絡先を記載することも、

ある意味、親切な場合もあるのです。 

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年忌法要。四十九日後に営まれる法要を順にご説明致します。

 

49日後の法要について

葬儀を終え、忌明けの法要を済ませてもそれで終わりではありません。

この記事では、年忌法要の数え方や、行われる法要について順に見ていきましょう。

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百ヶ日(ひゃっかにち)

故人の命日から100日目。49日のすぐ後にあるのが百ヶ日法要です。

この頃を過ぎると結婚式など慶事に出席しても良いと考える方もいらっしゃいます。

百ヶ日は「卒哭忌(そっっこくき)」ともいい、「卒」は文字通り卒業、

哭」は声をあげて泣き叫ぶことを表し、

仏教では四十九日で極楽浄土へ無事に到着したと考えられ、

故人が旅立ってから100日になり、そろそろ悲しんで泣くのは卒業しようという意味合いがあります。

一周忌(いっしゅうき)

満1年目で、亡くなった翌年をいいます。

のし紙に記載する際などに「一回忌」と間違われることもありますが、

一回忌は葬儀のお勤めのことを言います。

というのも、数え年と同じ数え方をするためで、

亡くなった年が「1」とされるからです。

一周忌にあたる翌年のお勤めは、いうなれば二回忌となりますが、

亡くなってから一年経った、つまり一周したということから

「一周忌」という表現になっており、周忌と表現するのはこの時のみとなっています。

三回忌(さんかいき)

満2年目。

七回忌(ななかいき)

満6年目。この七回忌の頃から法要の規模を縮小していき、遺族や親族のみで行う場合が多いです。

十三回忌(じゅうさんかいき)

満12年目。

十七回忌(じゅうななかいき)

満16年目。地域や家々によっては省略する場合もあります

二十三回忌(にじゅうさんかいき)

満22年目。地域や家々によっては省略する場合もあります

二十七回忌(にじゅうななかいき)

満26年目。地域や家々によっては省略する場合もあります。

三十三回忌(さんじゅうさんかいき)

満32年目で、弔い上げ(とむらいあげ)とも言われており、

一般的にはこの弔い上げをもってそれ以降の法要はせず、

年忌法要は終了とするということになります。

仏教の世界では33年経てば、どんな人でも無罪となり極楽浄土へ行くことができると考えられており、この三十三回忌をもって亡くなった個人としてではなく、先祖の霊として祀られるようになります。

その為、このときに戒名を記した位牌を片付け、「○○家先祖之霊」と書かれた先祖代々の位牌を祀ります。

地域や家々によっては、五十回忌を弔い上げとする場合もあります。

三十七回忌(さんじゅうななかいき)

満36年目。地域や家々によっては省略する場合もあります。

四十三回忌(よんじゅうさんかいき)

満42年目。地域や家々によっては省略する場合もあります。

四十七回忌(よんじゅうななかいき)

満46年目。地域や家々によっては省略する場合もあります。

五十回忌(ごじゅっかいき)

満49年目で、三十三回忌を弔い上げとしなかった場合は、この五十回忌を弔い揚げとします。

この時、五十回忌の法要ができた、つまりはその家や子孫の繁栄を表す証のようなものであり、めでたいと捉えることから、のしの水引を紅白にする地域もあります。

この場合の水引は「結びきり」となりますが、通常お祝い事に使用されるものとは違い、水引の右上にある「熨斗」が無いものを使用しましょう。

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法要には地域のお寺とも相談を

上記では、仏教とひとまとめにした法要について書きましたが、

同じ仏教といっても宗派(浄土真宗や真言宗、日蓮宗など)によって年忌法要の仕方は異なります。

単に地域性だけのものではなく、宗派によっても少しづつ異なる点もありますので、

お経を上げて頂くお寺に事前に相談・打ち合わせをされることをお勧めします。

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香典返しに商品券は贈るのはタブー!?商品券があまり利用されない理由と商品券を贈る際に気をつけたいこと

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便利なようで難しい商品券

香典返しに商品券を贈ること自体は明らかなマナー違反というわけではありません。

しかし、心遣いに対してのお返しが現金と変わらない商品券では、あまりに直接的すぎるという意見も少なくありません。

実際に、「直接お渡ししても荷物にならない」「不要なものをもらっても困るから」など、商品券自体は贈る側も受け取る側にもとても合理的で良いかと思われる反面、お金をそのまま突き返したような印象になったり、額を明らかにするのはマナー違反という声も多く聞かれます。

特に香典には、助け合いの精神から「遺族に役立ててほしい」などの心遣いが大いに含まれてますので、その気持をそのまま返してしまうような商品券ではかえって失礼に当たる場合もあります。

また、日本の贈答文化でも金額をあえて明らかにせず贈ることは、相手への気遣いや謙虚さの現れでもありますので、香典返しに商品券というのはあまりおすすめできません。

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商品券=お金という認識

商品券は形は違えど、実際にお金と同じように使用でき、見たままがその物の値段となりますから、目上の人へのお返しなどには「目下の立場から贈るのは失礼」や、「頂いた現金に現金で返しているようなもの」として快く思わない方もいらっしゃいます。

香典返しに商品券を贈ることもある

商品券をお返しにすることはマナー違反とする考えがある一方で、実際に香典返しに商品券を贈られることもあります。

これは、葬儀の内容自体が時代とともに小規模になったり、家族葬という形が増えてきたことで、香典返しの品物選びが変化してきたからといえるでしょう。

特に比較的若い喪主である場合などに商品券が用いられるケースが多いようです。

ただ、年齢層の高い方へお返しする場合には先にも記載したように慎重に決める必要があると言えます。

昔からの風習や地域性も考慮してうまく活用したいところです。

商品券を選ぶ際に気をつけたいこと

商品券は便利で合理的といえますが、百貨店でしか使えない商品券などで田舎に住む方が使いづらかったり、そもそも買い物に行きづらいお年寄りの方などには不向きであるとの見方もあるようです。

商品券を贈る場合はお相手の生活スタイルや環境なども気を配りたいところですね。 

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カタログギフトという選択

商品券を贈ろうか迷われている方にも近年需要が増えてきているのが「カタログギフト」でしょう。

「商品券では金額がはっきりと分かりすぎる」、「不要なものを贈ってしまってはかえってご迷惑・・」「お相手の好きなものを」とお考えの場合でも、カタログギフトであれば相手の好きなものを選んでもらえるのはもちろん、商品券を贈る場合と違って明確な金額を相手に見せないという面で非常に便利ではないでしょうか。

何を贈る場合でも、遺族の感謝の思いが伝わるお香典返しにするために、お相手を思う心遣いも大切にし、お品選びをされてみてはいかがでしょうか。